「テナント契約と解約」一覧

地番と住居表示の違いについて

「地番」と「住居表示」の違いはその目的にあります。 目的 地番(ちばん):土地の管理や登記を目的としており、土地の所有権や面積、境界を示す。住居表示:住所(建物)を特定しやすくし、郵便配達・行政サービス等の効率化を目的と… 続きを読む »

事業用不動産と消費者契約法について

はじめに 不動産賃貸ではあらゆる法律が関係し、代表的なものに借地借家法があります。借地借家法は大原則は「借主保護」の考え方なのですが、今回は事業用不動産と消費者契約法を軸に解説します。   消費者契約法とは 消費者契約法… 続きを読む »

重要事項説明の説明タイミングについて

はじめに 今回は賃貸借の際に借主に説明をする「重要事項説明」の意味、説明タイミングについて触れたいと思います。ビルオーナー様からみれば直接関わることは少ないものですが、トラブルにも発展しかねない内容ですのでご一読いただけ… 続きを読む »

需要と供給からみる店舗物件の賃料の考え方

店舗物件の賃料は、物件の価値を反映する重要な指標であり、その決定には多くの要素が関与します。今回は、店舗物件の賃料を決定する主要を、少し違った視点で考えていきます。   賃料相場をベースにした考え方 賃料相場という概念は… 続きを読む »

事務所・店舗の原状回復について

原状回復の種類は大まかに「スケルトン」「事務所仕様」「残置」の3種類に分かれます。 スケルトン スケルトンとは、テナント様が入居後に設置した設備・内装等すべてを撤去し、基本的には建物躯体と法定設備のみにすることを指します… 続きを読む »

敷金診断士の業務について

今回は敷金診断士とその業務について、ビルオーナーの目線にたって解説いたします。 敷金診断士とは? 特定非営利活動法人日本住宅性能検査協会により認定している民間資格です。民間資格であるため、宅地建物取引士であれば宅地建物取… 続きを読む »

不動産転貸借における権利関係について

不動産の転貸借(サブリース契約やマスターリース契約)における権利関係は登場人物が多いため複雑になるケースが多いです。今回は、代表的なものと特徴をまとめましたのでご参考ください。 本記事では登場人物を下記の通り表記します。… 続きを読む »

中途解約条項について

店舗の売上が低迷したり、人員不足になったり等の理由で賃貸物件を解約したいことがあるかと思います。そういった場合に賃借人から中途解約を申し入れることもあるかと思いますが、中途解約は当然には申し入れできるわけではありません。… 続きを読む »

賃料を増額したい場合

不動産経営にあたり、オーナー様のなかにはテナントより賃料減額の相談を受けたことのある方もいらっしゃると思います。賃料の増減は、すなわち=「資産の増減」となり、不動産経営において収益に直結する、大変重要な項目の一つだと思い… 続きを読む »

設備インフラの目安

店舗を開業するに当たって一般的に必要なインフラ等の設備容量について、業態別にお伝えします。(あくまでもここに記載のものは一例です。厳密には業態や用途により異なる場合がございますのでご了承ください。) 美容室 面積 約30… 続きを読む »

テナントから看板設置数の変更要望が出た場合

テナントが看板の設置数を変更したいという相談に対して、適切な対応と確認すべき内容について下記のようなものがございます。 屋外広告物法や景観法などの関係法令の確認 建物が所在する各自治体ごとの屋外広告物法や景観法などの関係… 続きを読む »

共益費の設定と考え方

共益費とは 賃貸物件の賃貸借契約をする際、賃料とは別に、共益費を毎月請求することがあります。また、賃料に含む場合もあります。 では、共益費とはどのような費用なのでしょうか。共益費とは建物により該当する範囲は異なりますが、… 続きを読む »

賃借人が支払う家賃以外の費用

管理費・共益費 結論から申し上げますと、管理費と共益費は名称が違うだけで「建物(ビル・マンション等)の主に共用部分(廊下や駐車場、エントランス等)の日常清掃・維持管理費用や電気・水道代に当てられるもの」です。オーナー・物… 続きを読む »

保証会社を利用する場合としない場合

  昨今の賃貸借契約では住居用のみにかかわらず、事業用おいても保証会社の利用は一般的となりました。その理由は、オーナー様のリスク回避(滞納、督促、裁判費用、原状回復費用、更新料等の保証)、民法改正、申込人は問題ないが連帯… 続きを読む »

工事区分表の必要性

工事区分表とは、新築工事・改修工事・原状回復工事等を行う際、ビルオーナーとテナントどちらの資産区分で、工事をする際にどちらの費用負担で、どちらの責任のもとで行うのかを明確にした表のことです。工事区分について十分に理解して… 続きを読む »

建設協力金方式とは

建設協力金とは建物の借主が貸主(土地所有者)に対して預託する金銭のことです。   つまり借主が貸主に対して建物建設費用の一部または全部を預入れ、貸主はその預託金を建設費用に充当します。建物が完成した後、建物をテナントが一… 続きを読む »

建物を一括賃貸するリスク

ご所有の建物をテナント様へ一括で賃貸をするケースにおいて、引き渡した後の建物本体や付属設備の点検、維持、監理区分をテナント様にて実施する取り決めをした場合、テナント様へ建物に関する管理も一任する事となるので、一見するとオ… 続きを読む »