このページでは、ビルにおけるよく見かけるさまざまな設備に関して「これはいったい何だろう?」という疑問に対して役割を写真でご紹介していきます。
非常用発電機(ひじょうようはつでんき)
事故や災害によって、建物への電力供給が停止した際に稼働し本設備により電力供給を行います。非常用発電機にはディーゼルエンジンとガスタービンエンジンの2種類があり、本発電機はディーゼルエンジン非常用発電機となります。
- ディーゼルエンジン
シリンダ内に吸い込んだ空気をピストンで圧縮し、高温となった圧縮空気中に燃料を霧状に噴射して自己点火を起こし、爆発燃焼させて動力を得る方式
- ガスタービンエンジン
圧縮機で空気を吸い込んで圧縮し、燃焼器で燃料を燃焼して圧縮空気を過熱します。高温高圧となった燃焼ガスは続くタービンで膨張仕事をし、熱エネルギーが機械エネルギーに変換されます。
排気消音機(はいきしょうおんき)
ディーゼルエンジンでは燃焼空気排気の際に、騒音が発生することから、排気消音機が設置されています。
通風入口(つうふういりぐち)
空気を取り込む際の通風入口となります。写真では見えませんが機器の後ろ側には通風出口が付いています。
発電機内部(はつでんきないぶ)
タービン、オイルフィルター、バッテリー、ファンベルト、エンジンオイル、ラジエーター、冷却水など多くの部品が混在しています。
非常用自家発電機は年2回の点検(機器点検・総合点検)を行う必要があり消耗品の交換等メンテナンスの適正な実施をすることで、安全に使用することができます。
自動始動発電機盤(じどうしどうはつでんきばん)
停電時の自動運転、復電時の自動停止や、自動・手動運転の切替などを行う為の電気盤となります。
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