「これな~に?」~連結送水管耐圧試験での使用設備編~

このページでは、ビルにおけるよく見かけるさまざまな設備に関して「これはいったい何だろう?」という疑問に対して役割を写真でご紹介していきます。

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連結送水管 圧力計(れんけつそうすいかん あつりょくけい)

テストポンプで連結送水管への送水を開始した後、設計送水圧力の1.5倍の水圧まで上昇させてテストポンプを停止します。(設計送水圧力は建物ごとに異なります)テストポンプ停止後に3分間圧力計の針が動かずに水圧の保持を確認できれば問題ありません。3分間水圧が保持できずに、圧力計の針が下がってしまった時は、漏水が発生している等の可能性があるため、改修工事が必要となります。

 

耐圧放水試験車(たいあつほうすいしけんしゃ)

耐圧放水試験車は、連結送水管の耐圧試験のために考えられた車輌です。車輛には十分な水を確保するため1500Lの水槽と、受託試験A-2級相当の優れた水ポンプを搭載。真空ポンプは環境に無害な無給油真空ポンプを使用しています。

建築物等に設置されている消火活動を行う上で必要な連結送水管は、漏水があってはならないので、消防法施工規則第三十一条の三より、事前に性能試験を行うことが義務づけられています。 また、常時配管内に水が満たされた状態の連結送水管では放水作業はせずに連結送水管耐圧試験を実施することとなりますが、試験現場により異なる為状況にかかわらず必ず駆け付けることとなります。

 

屋上 テスト用圧力計(おくじょう てすとようあつりょくけい)

屋上のテスト弁に取り付けたテスト用圧力計で数値の動きを確認します。重力に逆らった状態で水圧がかかっているため、送水口での圧力よりも屋上テスト弁での圧力の方が低くなります。3分間圧力計の針が動かずに水圧の保持が確認できれば問題ありません。

 

 

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By | 2023年8月9日

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