地震大国と言われる日本では、地震への備えは必要となります。ただし、火災保険に地震保険をセットすると保険料が上がってしまうため、実際に加入するときは判断に迷います。
今回はその地震保険の必要性について解説します。
事業用での地震の補償に対応するものが地震拡張担保特約(地震危険担保特約)というものです。 家計地震保険との相違点は、家計地震保険は保険料が一律なところです。地震拡張担保特約は各保険会社が独自なので保険料も各社それぞれの保険金額となります。地震拡張担保特約は全ての建物で契約できるわけでなく、保険会社に申請し承諾してもらう事で契約できます。申請しても状況によっては断られることもあります。
自然災害が多発している今だからこそ、事業用物件の地震保険を検討することは重要です。
地震保険の必要性
➀地震リスクの高い地域: 日本は地震が多い国であり、特に地震リスクの高い地域に物件を所有している場合、地震保険は非常に重要です。大規模な地震が発生した際の損害をカバーするために、地震保険は有効です。
➁経済的なリスク管理: 地震による損害は修繕費用が高額になることが多く、地震保険に加入していないと、自己負担での修繕が必要になります。地震保険は、こうした経済的なリスクを軽減する手段となります。
➂住宅ローンの返済: 地震で物件が損壊した場合でも、住宅ローンの返済は続きます。地震保険に加入していれば、保険金を利用してローンの返済に充てることができるため、経済的な負担を軽減できます。
➃賃貸経営の安定性: 賃貸物件を所有している場合、地震による損害で入居者が退去するリスクがあります。地震保険に加入していれば、修繕費用をカバーできるため、早期に物件を修復し、賃貸経営の安定性を保つことができます。
地震保険のメリットとデメリット
メリット
- 地震による損害をカバーできる。
- 経済的なリスクを軽減できる。
- 住宅ローンの返済に充てることができる。
- 賃貸経営の安定性を保てる。
デメリット
- 保険料が固定費として発生する。
- 全損でない場合、補償額が限定的であることがある。
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